三十山間山

市民春山ハイキング


 
 山行報告   
 報告者   :  北村正博 
 山  名  三十三間山  山行名 市民春山ハイキング
 山行日 平成23年4月24日     天候  晴れ後曇り、一時雷雨
 参加者

総括責任者:北村   総括副責任者:中島   会長:秋月

1班:CL植西 SL石田 赤松 河合 河野(一般)中田 尾崎 北川 高谷            

2班:CL北川 SL佐坂 梅澤 染矢 徳田() (一般)児玉 増永 井上 田中

3班:CL大谷 SL津田 中廣 坪田 堀尾(一般)松田 永澤 上根 松岡 福居

4班:CL岸田 SL村上 園上 樋口 西川 吉津(一般)林 古橋 清水 和田

5班:CL内匠 SL守口() 遊佐 守口()(一般)古野 高田 堀 小西 森田

6班:CL吉野 SL山下 藤富() 藤富()(一般)吉川  大槻  森本  岡本  木畑

会員:(男性)21名(女性)12名  一般:(男性)19名(女性)8

合計:60名 
ルート概略図
      
 コースタイム  
 新田辺(7:00発)−倉見登山口(9:13/9:35)−最後の水場(10:00/10:05)−夫婦松(10:45/10:54)ー風神(11:31/11:34)−頂上(昼食)(11:58/12:43)−倉見登山口(14:21/14:42)−新田辺(17:35)
 山行報告
 北村正博
 

今年の市民ハイキングの候補地選びには頭を悩ませた。その条件は@一般参加者が無理なく安全に登れる山A展望、花など魅力がある山Bそこそこ遠方で大型バスが入れる山である。何箇所か候補となる山を選び、三度目の下見で決まったのが三十三間山であった。315日付けの広報とポスター掲示から始まった一般募集は、延べ33名(キャンセル等で最終27名)の申し込みとなった。その間に山友会メンバーもどんどん申し込みが増え50名だった定員を60名に増やしてもキャンセル待ちが出る満員御礼状態となった。ほんとに嬉しい悲鳴であった。また今回の特徴は、お孫さん連れの参加が3組もあり、これまでとは違った“ふれあいの場”となる山行となった。

前日までの雨があがり、いいハイキング日和を予感させた。ただ天気予報では、午後からは曇りで夕方からは雨の予報となっていた。受付もスムーズに終え、定刻より5分早く出発する。8:15道の駅“藤樹の里あどがわ”でトイレ休憩をとり、桜やコブシの咲く里の景色を楽しみながら倉見の登山口に到着。そして、班ごとに準備を済ませ、秋月会長のもと全員で体操を行なう。

9:35 予定より30分早く1班から6班の順番で出発する。“三十三間山”と書れた大きな石碑の横を通り、すぐに鹿除けの柵の扉を抜け、杉の植林地に入る。左に渓流を見ながら林道を進むと、“山頂まで3Km”の看板に至る。これを右手の沢沿いに入る。真っ赤な椿の花を散りばめた道や渓流に目を奪われながら10:00 最後の水場に着く。ここが唯一の徒渉箇所だ。昨日までの雨と雪解けの水で12月の下見の時より増水していた。とはいうものの、深い所でも2030p位で23m程の徒渉なので全員問題なく渡ることができた。ここから勾配がきつくなる。木漏れ日が降りそそぐ杉の木立の中、よく踏まれたつづら折りの登山道を登る。やがて、植林の中に松林や自然林が現れ、左の視界が開けてくると10:45 “夫婦松”に着く。夫婦松と言っても、しっかりした看板だけはあるが、肝心の松は朽ち果て倒れ、その謂れさえ想像できない。ただ、木々の開けた間から、三方五湖方面の展望を楽しむことができる。この辺りからブナの林に変わり、足元も木の根っこやゴロゴロした石で歩きにくくなる。少し疲れた頃に“山頂まであと1Km”の看板。そして一頑張りで11:31“風神”に着く。風神の石塔を右手に見ながら尾根に出る。何故か、ここから高木が無くなり360°の大パノラマが広がる草原となる。勾配も緩やかで高原散策を楽しみながら頂上を目指す。空は、黒い雲が覆いかけているが、まだすぐに崩れるような感じでは無い。風も穏やかで、下見の時の強風は嘘みたいだ。左手に三方五湖をはじめ、その奥に霞がかった若狭湾が望め、右手には、中央分水嶺高島トレイルの山々が連なり、目の前に三重嶽、武奈ヶ嶽が鎮座する。草原を過ぎクマザサのある雑木林の中を少し登ると11:58山頂に着く。あちこちに残雪が残り今年の雪の多さを実感させる。ここで40分間の昼食タイムを摂る。展望はきかないが、風も無く日光も差し込み、ポカポカと快適だ。子供達は残雪で雪なげをして遊んでいる。いつもの山行とはまた違う和やかな雰囲気を感じる。

のんびりと昼食を楽しんだ後、少し下りた草原で12:50記念撮影をする。その時、三方五湖の上空に真っ黒い雲が立ちこめ雨が降っているのが見えた。やがてその雲がこちらへやって来ることは予測できた。途中、風神の石塔に少し立ち寄り、足元に注意を払いながら先を急いだ。13:30早くもパラパラと雨が落ちてきた。‘もう早くも来たか’と思っている間に、大粒の雨になり雷が鳴ってきた。‘これはやばい’と思う間もなく、大粒の雨は雹に変わり激しく降ってきた。何と言うことか。雷が落ちないことを祈りながら、滑らないよう神経を集中して慎重に下山する13:55最後の水場まで下山。谷川は先程の雨で増水していたが、全員無事徒渉することができた。ここまで来たらもう安心と胸を撫で下ろした。雷も治まり雨も小雨となった。駐車所に着いた頃にはすっかり上がっていた。14:21駐車場に到着。各班ごとにクールダウンを行い締めくくった。

帰路も同じルートで新田辺へ。バスに乗り込むや否やまた雨が激しく降ってきた。めまぐるしく変わる天気に翻弄されながらも、思い出に残る山行となった。途中、琵琶湖の向こうに架かる美しい虹が印象的だった。

 今回の『春の市民ハイキング』も皆様のご協力をもって、大きな事故も無く無事終了することができました。ほんとに有難うございました。

【ヒヤリハット】

下山中、一般参加者(子供)がスリップし足首を痛めた。湿布で応急処置をしただけで、自力で下山できた。(医者に行くことなく、あくる日は元気で登校された。)

【反省点】

 私がこのヒヤリハットを知ったのは帰りのバスの中だった。バスを降りてから、本人の様態を伺うという極めて遅い対応になってしまった。ケガ如何にかかわらず、全体を指揮するリーダーとしては失態として反省しております。

@『下山時にはケガや事故が多いので注意して下さい。』と注意喚起していたにもかかわらず現場での徹底したきめ細かい配慮  に欠けていた。

A下山後、各CLSLからの報告、確認を怠っていた。

 一口感想集
 一般参加者
 

◆ 早朝の往路はゆっくりしたペースが続き、リズム良く歩けてない状態でしたが、幸い昼食頃までおだやかな天候が続いて良かったです。記念写真を終えた頃、空に雨雲が迫ってきており山の天気の変わり方は早いですね。その中でも和気藹藹としてハイキングを体験させていただきありがとうございました。秋山登山にもぜひ参加させていただきます。(中田繁男)

◆ 久しぶりの里山登山で楽しい一日でした。今回初めての参加で知り合いもなく不安でしたが、皆さん和気藹藹でゆかいな山行でお世話いただいた方にはご苦労をおかけし有難うございました。時間がゆるせば又参加したいと思います。(田中顕一)

◆ 三十三間山というめずらしい名前の山があることを初めて知った。『近江湖北の山を歩く』という本にもしっかり載っており標高も842.3mと結構ある。この個性的な山名に魅せられて春の市民ハイキングに参加しました。三十三間山は期待を裏切らない予想以上の山だった。草原状の稜線からのながめは最高!日本海、三方五湖も見えた。山友会の皆さんありがとうございました。(古野 敏

◆ いい山旅をさせて頂きありがとうございました。新緑の中、小鳥の声を聞きながら、また三方五湖を遠望しながらの登り、残雪の頂上、アラレの中の下りは良い思い出となりました。お世話いただきました山友会の皆様心から御礼申し上げます。(大槻正彦)

◆ 秋の市民登山には何回も参加していますが、春のハイキングは今回初めてです。ハイキングというより登山でした。みぞれありアラレあり、雷ありの変化に富んだ登山で楽しかったです。全員無事で何よりでした。山友会の方々の行き届いたお世話に感謝します。毎回良い思い出ばかりです。秋の九重にも参加を希望します。ありがとうございました。(木畑研二

◆ ばあばあといっしょに参加しました。学校のお友達二人もいっしょだったのでとっても楽しかったです。昼ごはんを食べるまではよかったですが、帰り雨になって大変でした。連れてきてもらってよかったです。(和田政也)

◆ 本日楽しいコースでありがとうございました。来年も春山の行事に参加したいと思います。ハイキングの例会などに参加致しますがよろしくお願いします。(高田雅洋)

◆ 前日は雨でどうかなと思っていました。出発日は雨はあがっていてラッキー。道は悪かったが沢を横に登る。頂上近くになり三方五湖の景色は良かったなぁー。雷と雹も経験しました。それも良かった。本日はありがとうございました。(高谷芳治)

 

◆ 昨春の山行に続き良い山に案内してもらい感謝申し上げます。トレイルは良く手入れされており歩き良い山でした。景色も良く「三方五湖」も見えました。(尾崎 実)

※以下は意見です。

 歩いている時の注意がもう少しあった方が良い。「休憩5分」とか具体的なアナウンスが不足であった。(昨年も言った)下山に当って今日の様な雨雲が見えていた時は先に雨具を付けてから行うべきだった。途中で各自がバラバラに行っていたが、60人もの行動として不適切。

◆ 秋山登山に続き2度目の参加です。山歩きが久々でしたので当日から筋肉痛です(若いから?)。歩行時間も高低差も程良く、三方五湖も見られて楽しい時間を過ごせました。帰りに雨と雹に見舞われましたが無事下山出来て良かったです。山友会の皆様お世話になりありがとうございました。(岡本綾子)

◆ 久しぶりに京田辺山友会の登山に参加して楽しい一日を過ごさせていただきました。以前、秋山登山に参加させてもらい入会も考えた事が有りましたが、仕事の都合で入会出来ずにおりました。今回は子供達の参加で元気な声を聞きながら楽しく登る事が出来ました。65才も過ぎて入会できませんが秋山登山に参加させてもらえればなと思っています。(林 一昭)

 会員
 

●‘085月に行った時は登山口を出発する時地元の小学生約100人の遠足と重なった。出発後すぐに追い越されたが、最後の水場、夫婦松、風神と各ポイントで追いつき賑やかだった事を思い出す。本年の市民ハイクは初めて一般参加の孫たち4名が加わったので、かなり賑やかになることが想定された。なので前日に、今回の山行の為に当時の写真を引っ張り出して各ポイント間のタイム・危険箇所などをメモした。何しろ総勢60名の大所帯で、しかも一般参加が27名(過去最高は16名)で、余程しっかりサポートしないと・・・と自分に言い聞かせた。

総括責任者:北村さんがしっかりサポート体制を作り上げてくれた。ここまで体制が出来上がれば、私からあまり口出ししない方がやりやすさが出ると思い、一切を総括責任者に任せることにした。 が、準備体操は指揮をとる様に依頼されたので引き受けた。幸い、天気にも恵まれて素晴らしい山行日和だと思ったので、「天気に恵まれてこれで市民ハイクの8割は成功したと思う、あと2割は事故無く下山することなので、皆さん安全登山に心掛けてください・・・」と締めた。途中、三方五湖など下界を眺め、山頂手前では雪渓が残ってる景色を楽しみ、昼食は暖かい小春日和の下でゆっくり食べて文句なしの状況だったが、西の空が曇ってきて雨が近いことが予測された。記念写真を撮って早々に下山にかかったが、6割程下ったあたりで雨具をつけた。大きなあられが降ってきた、同時に大粒の雨がきた、稲妻がひかりゴロゴロと雷だ。最後の水場は水量が増えているが全員無事渡渉完了!やれやれだ。もうこれで事故無く完了できたと一安心して最後の林道をゆっくり歩いた。途中大きな椿の木がいっぱい花を付けて、川中の岩にも無数の落花があった。そのコントラストがすばらしくパチリと1枚収めた。総括責任者から協力のお礼など、無事新田辺に着きお疲れさまでしたと散会した。
ところが翌日、一般参加の方が下りで滑って足を痛めたとの情報が入ってきた。北村さんからの情報で夫々役割を果たすことにして、山下事務局長他役員にも報告を済ます。スリップ転倒は結果としては大したことはなかったが、反省点としては大きいと思われる。

1.下山でしかも、もうすぐゴールという時が最も事故が多いのに、その時に注意の声かけをしていなかった。

2.下山してからCL,SLに参加者の故障などの確認を取らなかった。ヒヤリ・ハット報告をきっちり行い、今後の課題・対策として残そう。(秋月康敏)     

● モヤの下に朝は始まり、天気予報は晴れ予想なのでこれだけで十分のハイク日和だ。車中からながめる山あいの芽吹き始めた新緑は甘南備山と同じようで、北陸の春も京田辺と同じ時にやってくるのを感じる。新緑・鮮やかな山椿の紅・落ち椿・馬酔木の花・こぶしの花をめでながら登る。風神さんは京都の三十三間堂に出張中で、道中は風もなく、適度な休憩もあり、疲れることなくのぼる。頂上近くの木々は冬の雪にいじめられ、ウナバウアー。耐えた木もあれば耐え切れなかった木々もあり、少し感傷的にもなる。頂上近くの穏やかな丘陵の雰囲気や三方五湖の遠望のおかげで疲れを忘れた。下りでは雷神さまやミゾレにも合うというおまけつきで、思い出深い山行だった。

 今日の山は数年前の市民ハイクで行った岩籠山と標高差や歩行時間もほぼ同じで、岩籠山の時はハイキングとしてはちときつ過ぎるとの声があり、今後に宿題を残していた。今回の「春の市民ハイク」名目で募集し、小学生もいて、いつになく一般参加者が多く、秋山の常連さんともなつかしく挨拶を交わせたことはよかった。しかし、「ハイク」としては750mの標高差はきつ過ぎるのではないかと思う。H23年度の山行計画の募集した時には「ハイク」の定義はもっと緩やかな定義で募集したように思うが。何回も下見をして、計画し、リードしていただいた山行部の方々、ありがとうございました。(山下 隆)

 

● 週間予報に一喜一憂して当日を迎えました。前日の大雨もどこかに消え青空に「バンザーイ!」とルンルン気分でのスタートです。杉の木立や葉っぱを踏みしめ林道を暫く行くとちょっとした渡渉を2度、後は急坂をいかにも今生まれたと云った感じの新芽を持つブナ、ミズナラ等に心に癒しを感じながら、明るい日差しとちょっとひんやりしたそよ風を浴びて、ゆっくりと山頂を目指したのです。少しばかりお腹が減ったなと感ずる頃、360度展望の稜線に出ました。山頂間近の尾根歩き、いつもながら登山の醍醐味を満喫する事が出来ました。彼方に見える三方五湖、そして日本海、二時間余りの登山でこんな景色にお目にかかれるとは!山に登って「素晴らしい!」と感激するひと時ですが、今回も又素晴らしい!そして風神の怒りも無く、気持ち良く春の風を浴びて山頂へ。

 山頂は見晴らしこそありませんでしたが、新芽を持つ木々の香りを感じながらの昼食はいつもの通り美味かった。下山し始めて間もなく北東の空に黒雲が発生、予想していた雨の比では無く雷、雹を伴う大粒の雨に見舞われたのには、ビックリでした。帰途の渡渉時の水も早や若干増水しており、山のリスクの一端も垣間見ました。「下山までは持つだろう!」との予測がちょっと狂ったのは残念でしたが、気持ち良い楽しい山行でした。

 60人の大所帯を見事に御された幹事の皆さんに心から「ご苦労様でした。」とお礼申し上げます。私は今年市民秋山登山を担当しますが、皆さんに負けないよう頑張らねばと思った次第です。

それにしても道路際に立つ『三十三間山登山口』の大看板、どんな有名な山にも負けない見事なものでした。(中廣正典)

● 少し遅れて参加申し込みをしたため定員オーバーで断られたが、その後キャンセルが出たためようやく参加できた。三十三間山は登りが連続するコースで歩き甲斐があった。晴れたり曇ったりの不安定な天候で雨を心配したが、下山時に雹まじりの雨が降ってきて2度足を滑らせて尻もちをついた。おまけに雷まで鳴り出し波乱に富んだ市民ハイクとなった。有志で反省会をしたが、参加者から「今日はハイキングではなく登山だったのでは」という声を聞いた。また保険の内容を事前に開示して、万一事故があった場合に問題が起きないようにすべきとの声もあった。一考を要するように思った。(遊佐研治郎)

● 降雨率40%で所により雷の予報も出ていたが駐車場に着く頃は晴天となった。萌色の山肌に山桜のピンクが点々と優しい雰囲気である。910倉見登山口に着いて準備を整える。滝越谷の清流に沿った林道には薮椿が沢山咲いていて落ち椿の風情を感じながら谷からはずれるといきなり急登となった。小さな谷を徒渉して薄暗いスギ林をジグザグに登ると林相が一変して明るいアカマツ林に変わった。枯れた松の木が2本寄り添って立っている夫婦松で休憩をとった。北西方面が開けて眼下に三方五湖と街並みが箱庭のように俯瞰できた。

 風神の標識を見過ごして混成林を抜ければ笹が目立ち広くなってすすきの尾根に出た。前方は更に開けて芝生の広場となり気分爽快である。北に若狭湾と三方五湖が展開し、三重岳の左肩に琵琶湖が春霞に煙って在った。広い頂上は風雪に耐えて立って居る。ブナやリョウブがまだ芽吹きを待つ状態でとても明るく陽光を享受しながらお昼をいただき楽しいひとときであった。予定を少し早めて下山し直下の芝生広場で記念撮影をする。時間があれば芝生の褥に寝ころんでゆっくりしたいところであるが見れば北方に暗雲が垂れ込め雨が落ちて来そうな気配である。

 下山は特に慎重にとの注意を受け心して下る。間もなく肩にポツリと感じるものありで雨具をつける。予報通りの雷が鳴り始め冷え込んでヒョウも降って来た。本降りの中を駐車場に着いたのは1420分であった。車中は暖かくありがたかった。60名もの大世帯で無事市民ハイキングが終えられたのは担当各位の緻密な企画運営の賜と拍手と乾杯を送ります。ありがとうございました。(堀尾洋子)

 
   
 中央分水嶺を右手に見ながら頂上を目指す 若狭湾方面から雨雲が近づく 
   
 三十三間山をバックに長い列が続く 雨水で増水しした《最後の水場》を渡渉する
 写真提供:北村さん